スペイン「サン・セバスティアン」
「飲食店を経営する時は、お腹が減る&酔いが醒める仕組みを店内に内包する」
タクシーに乗り、街を出てから20~30分後
山奥の工場
「シールド」と呼ばれるリンゴのお酒の巨大樽がズラーッと並ぶ
“共同作業”で仲良し
➡「付加価値」
皆、わざわざタクシーに乗って、わざわざ通常よりも高い値段で「街でも売っている酒」を呑みに来ている。 何を買っている?
「お客さんとのコミュニケーション」にお金を支払っている。
「お客さんとのコミュニケーション」がコンテンツ。
人類誕生から今に至るまで、不便のないところに、コミュニケーションは生まれていない。その「コミュニケーション」こそが最大の付加価値になっている。
キミの商品の中に「不便」を戦略的にデザインするんだ。
不便がもたらしてくれるもの
「不便益(benefit of inconvenience)」
不便がもたらしてくれる利益・価値
ex)富士登山、BBQ、プラモデル、パズル、イチゴ狩り体験
世の中には「必要な不便」と「不必要な不便」とがあって、僕らは「必要な不便」にお金を支払っている。
「必要な不便」 ①「一人で楽しむ不便」➡「成長の確認」「達成感」(プラモデル、パズル)
②「複数人で楽しむ不便」➡「達成感の共有」「コミュニケーション」(BBQ)
不便とは「問い」。
「複数人で楽しむ不便」をよく販売しているCHIMNEY TOWN
お金の流れが逆転している。サービスを提供する側がお金を払っている。
「機能だけを販売する」という脳では、到底ここには辿り着けない。
「機能以外の何か」☞「ブランド」、「スタッフの応援シロ」、「お客さん同士のコミュニケーション」を売らなきゃいけない時代を生きている。
コミュニケーションがないと「顧客」は「ファン」にはならないし、コミュニケーションがないとお客さん同士は繋がらない。
商品を高く売りたいのなら、「何を売るのか?」を明確にした方がいい。
自分の商品の周辺に「不便(解きがいのある問い)を戦略的に配置して、コミュニケーションを生むんだ。