「物語」の見つけ方

「人生を夢中になって生きてみたい」

どうやったら夢中になれるのか。

必要なのは「自分の物語」が見つかっていること。

 

「ストーリー思考」

もし、自分を主人公にしたサクセスストーリーが描けるとしたら、、

 周りの人が共感し、応援してくれるような物語が描けるとしたら、

 

 役立つのがストーリーをつくる技術

著者 たちばな やすひと さんが考える夢中とは情熱的でありながら沈着さも併せ持ち、主観的でありながら客観的で全体性を持ったもの。

 

全ての人がクリエイターとも呼べる時代

タイムラインにどのような流れで投稿されているかという「連続性」が重要

「次も見たい」と思うのは、単発のネタの面白さというよりは、日々投稿される写真やテキストの連続性

プロセスエコノミー

「モノ溢れ」の時代になり、「所有」より「体験」の価値が移行

多くの人の興味がモノからコトへ移行

目に見えない「日々の快適さや居心地さ」を求める

「共感」の重要性

 

「生き方にストーリーがある人」

三浦嵩宏さん The Breakthrough Company GO

仕事の合間や移動中などに、自身の仕事や世の中に対する思いをTwitterInstagramに投稿 スピード、クオリティがスゴイ

 

見る人の心を掴むストーリーの型を知っていれば、頭の中にぼんやりと浮かぶ夢をそこに落とし込み、注目と共感を集める目標設定ができる。思わず引き込まれる構成の技術をマスターすれば、目標の実現に必要なステップが見え、そのための決断もしやすくなる。魅力的なキャラクターの作り方のコツを知っていたら、周りの人に応援されやすい自分になれる。

 

ストーリーの定義:主体(主人公)がいて、変化があること

 

ストーリーを作る際に、主体だけでなく他のキャラクターも含めて、「最初と最後でどのような変化を作るか」をまず考え、その変化に意味を込める。

 

周りの人は、あなたに対してどんな「期待」を抱いているでしょうか?

 人生においては、あなたの「夢中」と周りの「期待」が一致していることがとても重要です。

「何に期待すればいいかを明確にすること」が大切。

ストーリーが始まる時に抱いてほしい期待と、クライマックスで得られる満足が何かを伝え、「クライマックスをこの目で確かめなければ!」と思わせられるかが重要。

 

ストーリーの原型と言えるCQ(セントラル・クエスチョン)三つの型

タイプA「主体+目的」型  明確にやりたいことがある人が向いている

例えば「年収2000万円を目指す」といった自己満足だけのCQだと、周りは見届けたいと思ってくれない。

「目的は切実であればあるほどいい」その人がなぜそれをやり遂げたいのかという切実な理由、そこに込められた動機(why)が重要

タイプB「主体+客体の目的」型

ストーリーうぃ作り続けられる。客体側に切実な思い どんな客対に向き合うか。

「生活困窮者を救う」「シングルマザーを支援する」

 

タイプC「主体+障害」型

ヒット作は「主体+障害」型が多い。

理由

・突然の障害によっていきなり話を展開でき、話のエンジンを早くかけられる

 スタートアップ企業が企業理念として「○○を支援する企業としてナンバーワンを目指す」という言い方ではなく、「○○が困っている世の中を変えなければならない」という言い方をすることも多い。 あえて社会全体の課題(障害)としてアピールすることで応援してもらいやすくするという手法

 つまり、自分が持っている目的を、少し異なる目線で捉えて「(社会や人々のために)どうしてもそれをやらなければならない」という形にすることで、CQの魅力がアップすることがある、そこに必然性を見出したり、ピンチを利用したりすることによって、周りの人に「成し遂げてほしい」と期待する気持ちが発生しやすくなる

 

周りの期待から答えを導き出す

自分が持ち得る目標をひたすら書き出していくこと

自分が取り得るCQ候補をたくさん作ったら、それを周りの人に見てもらい

、良いと感じたものを選んでもらう。

 

いまいしっくりくるCQが作れない人は、過去の自分を整理して、「頑張ってきたこと」「評価されてきたこと」をヒントにする。自分ではすごいと思っていなかったのに、苦にならず努力できることや評価されてきたことの中に、自分に向いていることが見つかる。

何より、自分が夢中になれたものを意識して振り返ってみてください。そして自分にとって「TRUE]であること。加えて、客観的な目線を意識することが大切。

 

他人のCQを勝手に作る